薩摩酒造株式会社は、鹿児島県枕崎市で「さつま白波」「枕崎」「神の河」など、全国のファンに愛される焼酎造りを主軸に事業を展開しています。1936年創業という由緒ある老舗焼酎蔵でありながら、創業100周年に向けた新商品の開発やバックオフィスDXによる業務改革など、未来に向けたさまざまなチャレンジを全社一丸となって推進しています。
マーケティング本部 特販課 課長 本坊様、同本部　特販課 竹迫様に『請求QUICK』導入の背景や決め手、導入後の感想についてお話を伺いました。

創業100周年に向けて大きな変革期を迎えている老舗焼酎蔵「薩摩酒造」。お中元・お歳暮の時期に多発する請求書払いに対応するために月額無料で使える『請求QUICK』の導入を決意

『請求QUICK』導入の背景、きっかけについて教えてください。

本坊様）当社は2036年に迎える創業100周年を第二の創業期と位置付け、「未来に向けた挑戦」を全社一丸となって推進しており、バックオフィス業務についても新しい改革をどんどん進めていこうという機運が非常に高まっています。そういった中で、流通に関しては自社工場で製造した本格焼酎を問屋へ卸すのが基本になりますが、公式サイトやECモール、ふるさと納税サイトなどで消費者への直接販売・配送も行っており、このEC部門は人員が3名しかいないため、受注や売上管理といった販売管理業務から梱包・発送といった配送実務まで、多岐に及ぶ業務すべてを少人数で回せるよう、生産性の向上と作業効率化が喫緊の課題でした。

竹迫様）ECでの販売は一般消費者向けが多く、先払いが基本であるものの、お中元・お歳暮の時期は企業が取引先へ焼酎を送る請求書払いのBtoB取引が発生します。これらの請求書は電話やFAX、メールなどで届いた注文内容をExcelに手入力で作成しており、なかなか業務効率化に結び付けることができずにいました。この課題を懇意にしている代理店に相談したところ、5つほどシステムを紹介されたのですが、その中から最もコストパフォーマンスに優れ使い勝手も良かった『請求QUICK』を導入することにしました。

使いやすさと月額コストがかからない圧倒的なコストパフォーマンスの良さが決め手となり『請求QUICK』を導入

『請求QUICK』を導入いただいた決め手を教えてください。

竹迫様）決め手はやはり圧倒的な安さですね。当社のBtoB取引の請求書発行枚数は多くても月50枚以下なので、初期費用もなく毎月のランニングコストも一切かからないのに、ここまで効率化できるシステムをずっと無料で使えるのは本当にありがたいですし助かっています。BtoBで発行する請求書の枚数は月によってかなり波があるため、少ない枚数でも毎月定額の利用料が発生するシステムの導入はなかなかハードルが高いものでした。

『請求QUICK』の導入により無料で正確なBtoB取引の請求書発行ができるようになり大幅な作業効率化に成功。「インボイス発行がいつでもできる」という安心感もメリット

『請求QUICK』導入後の効果や感想を教えてください。

竹迫様）『請求QUICK』は、CSVデータを取り込んで正確な請求書を即座に作成することができるため、大幅な業務効率化とともにミスの防止にも繋がっています。導入前、Excelに商品名や税率、金額などを1つずつコピペで入力して作成していたころは、手間がかかる上に計算が合わないなど間違いが起こったりして不便を感じていましたが、『請求QUICK』のデータ取り込み機能の活用でそういったこともなくなりました。また「データでのインボイス発行ができるようになった」ということも非常に心強く、大きな改善点だと思います。今はまだ紙に印刷して送付するケースが多いですが、今後インボイス制度が本格化してきたらデータ送付も増えてくると思うので、当社として「いつでもインボイス制度対応の請求書をデータ送付できる」というバックグラウンドを無料で手に入れられたこと自体もメリットに感じています。

検討中の企業様に向けて、最後に一言お願いします。

竹迫様）今回、『請求QUICK』によるBtoBの請求書発行の効率化だけでなく、ECの受注システムの統合も合わせて行ったため、業務フローの大幅な変更に伴い社内的なハードルもあったのですが、バックオフィス改革による経営効率の向上は必須ということで今回の刷新に繋がりました。リニューアル当初は不安なこともありましたが、導入効果の実感とともに、さらなるデジタル化による業務改革も進めていきたいと思っています。『請求QUICK』は月50枚まで無料で利用できる圧倒的なコストパフォーマンスの高さと使いやすさが魅力のサービスですので、まずは気軽に試してみることでさまざまな利便性に気づけると思います。

貴重なお話をありがとうございました。

※掲載内容は取材当時のものです。